青森県の消化器がん死亡をゼロに。
こんにちは。副院長の柿崎文郎(ふみお)と申します。2020年より当院非常勤として勤務してまいりました。これまで消化器内科医として胃、大腸、肝臓、膵臓など消化器疾患を中心に診察していくなかで、悪性新生物(がん)を数多く経験してきました。本県も全国一の短命県と言われ、男女ともに死因のトップはがんであり、うち消化器関連のがんは50%以上を占めております。定期的ながん検診や検査を受けていれば、早期発見、早期治療できたのに、と悔しい思いをすることも多く経験しました。本県では検診の受診率は決して悪くないのにも関わらず、がん死亡率が高い原因として、精密検査に至らないことが最大の原因と私は考えております。面倒くさい、費用がかかる‥など理由はそれぞれだと思いますが、がん早期発見のために、少しでも敷居を低く検査を受けてもらえるよう、当院ではこれまで以上に検査の苦痛軽減に力を入れていきます。併せて、これまで通り地域の方々の健康の相談相手として貢献できれば、と考えておりますので、お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。