胃がん検診・ABC胃がんリスク検診で異常
胃がん検診・ABC胃がんリスク検診で異常

「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、一度胃カメラをご検討ください
「胃がん検診でピロリ菌疑いや、要精密検査と言われたけれど、症状がないから様子を見ている」
「ABC検診でB判定やC判定だったけれど、どうすればいいのか分からない」
このようなご相談を多くいただきます。
実は、胃がんや胃がんになりやすい状態は、初期にはほとんど症状がありません。そのため、検診で異常を指摘されたこと自体が、ご自身の胃の状態を詳しく調べる大切なきっかけになります。
胃がん検診では、「要精密検査」「要内視鏡検査」「異常陰影」「胃炎の疑い」などと判定されることがあります。
これらは、「胃がんである」という意味ではありません。
一方で、胃カメラで詳しく調べてみると、
などが見つかることがあります。
ABC検診は、血液検査で
を調べ、将来の胃がんリスクを評価する検査です。判定は一般的にA・B・C・Dに分類されます。
現在の胃がんリスクは比較的低いと考えられます。
ピロリ菌感染が疑われます。将来的な胃がんリスクが高くなるため、胃カメラによる確認と、必要に応じてピロリ菌の除菌治療を検討します。
ピロリ菌感染により胃粘膜の萎縮が進んでいる可能性があります。胃がんのリスクはさらに高くなるため、定期的な胃カメラが勧められます。
胃粘膜の萎縮が高度で、胃がんリスクが高い状態と考えられます。できるだけ早めに胃カメラを受けることが大切です。
※すでにピロリ菌を除菌した方や胃の手術歴がある方では、ABC検診だけでは正確に評価できないことがあります。
ピロリ菌は胃の中に長期間住みつく細菌です。
感染した状態が何十年も続くと、胃の粘膜に慢性的な炎症が起こり、徐々に胃粘膜が傷み、「萎縮性胃炎」と呼ばれる状態になります。
この状態が続くことで、胃がんが発生しやすくなることが分かっています。
ピロリ菌を除菌すると胃がんのリスクは下がりますが、ゼロになるわけではありません。そのため、除菌後も定期的な胃カメラが重要です。
胃カメラでは、
などを直接観察できます。
必要があれば組織を一部採取して詳しく調べることも可能です。
胃がんは、早期に発見できれば内視鏡で治療できる場合も多く、治療後もこれまでと変わらない生活を送れる可能性があります。
一方で、症状が出てから受診すると、病気が進行していることも少なくありません。
一般的には、50歳頃から罹患率が上昇し男性の方がなりやすいですが、進行の早いスキルス胃がんはむしろ、20〜30代の若い女性で発症することがあります。
「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がない今だからこそ調べる」ことが、胃の健康を守る第一歩です。
胃がん検診やABC検診で異常を指摘された方は、そのままにせず、お気軽に当院までご相談ください。
また、これまで胃がん検診を受けたことがない方も、2026年9月より当院で内視鏡検診が受診可能となりますので、ご相談ください。(バリウム検査ご希望の方は、集団検診等をご利用ください)
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