黄疸/身体の黄染|かきざき胃腸科内科クリニック|青森市の内科・胃腸科・小児科

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黄疸/身体の黄染

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「疲れているだけ」と思わず、早めに原因を調べることが大切です

「家族から、目が黄色いと言われた」「鏡を見ると顔や身体が黄色っぽい」「尿の色がいつもより濃い」――このような変化は、『黄疸(おうだん)』の可能性があります。

黄疸は、血液中の「ビリルビン」という黄色い色素が増えることで、白目や皮膚が黄色く見える状態です。単なる体調不良ではなく、肝臓・胆のう・胆管・膵臓などの病気のサインとして現れることがあります。

黄疸ではどんな症状が出る?

黄疸では、まず白目が黄色くなることが多く、進むと皮膚も黄色く見えるようになります。
一緒に次のような症状が現れることがあります。

  • 尿が濃い茶色になる
  • 便の色が白っぽくなる
  • 身体がかゆい
  • 食欲がない
  • 吐き気がする
  • 強いだるさがある
  • 右上腹部やみぞおちが痛い
  • 発熱する
  • 体重が減ってきた

黄疸そのものが病名ではありません。なぜビリルビンが増えているのかを調べることが重要です。

黄疸の原因にはどんな病気がありますか?

原因は大きく、肝臓の病気、胆汁の通り道の病気、血液の病気などに分けられます。

肝臓の病気

肝臓が正常にビリルビンを処理できなくなると黄疸が起こります。
代表的なものには、

  • 急性肝炎
  • B型肝炎・C型肝炎
  • アルコール性肝障害
  • 薬剤性肝障害
  • 肝硬変
  • 肝臓がん

などがあります。
薬やサプリメント、健康食品が原因になることもあるため、受診時には普段飲んでいるものをお伝えください。

胆のう・胆管の病気

肝臓で作られた胆汁は胆管を通って腸へ流れます。この通り道が詰まると、ビリルビンが血液中に逆流し、黄疸が起こります。
原因として、

  • 胆管結石
  • 胆管炎
  • 胆管がん
  • 胆のうがん

などがあります。
胆石が胆管に詰まった場合には、急に黄疸が出たり、強い腹痛や発熱を伴ったりすることがあります。

膵臓の病気

膵臓の一部は胆管のすぐ近くにあります。そのため、

  • 膵臓がん
  • 膵炎
  • 膵臓の腫瘤

などによって胆管が圧迫され、黄疸が現れることがあります。
特に、痛みがほとんどないのに徐々に黄疸が強くなる場合には、膵臓や胆管の病気が隠れていないか詳しく調べる必要があります。

どのような検査をしますか?

まず診察と血液検査で、ビリルビンや肝機能、炎症の程度などを確認します。
さらに必要に応じて、

  • 腹部超音波検査
  • CT検査
  • MRI・MRCP
  • 超音波内視鏡検査(EUS)

などを組み合わせ、肝臓・胆のう・胆管・膵臓を詳しく調べます。
原因によっては専門病院での緊急治療が必要になるため、検査結果に応じて速やかに連携医療機関へご紹介します。

黄疸に気づいたら、症状が軽くてもご相談ください

白目や皮膚が黄色くなる黄疸は、身体からの重要なサインです。

特に、黄疸と発熱・強い腹痛が同時にある場合、意識がぼんやりする場合、急速に体調が悪くなっている場合には、胆管炎や重い肝障害など緊急性の高い状態も考えられます。速やかな医療機関の受診が必要です。

一方、痛みがなく元気に見えていても、胆管がんや膵臓がんなどが原因となっている場合があります。
「もう少し様子を見よう」と長く放置せず、目や身体の色の変化、濃い尿などに気づいたときは早めに消化器内科へご相談ください。

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